将棋界で女性初のプロ棋士誕生に注目が集まっている西山朋佳さん。
2026年10月10日の白玲戦で歴史的な記録を達成し、話題になっています。
今回は、西山朋佳さんの年齢や経歴、学歴、家族構成、女性初のプロ棋士になる可能性について詳しく紹介します。
西山朋佳は何者?年齢やプロフィールを紹介
西山朋佳さんは、将棋界でどのような実績を残してきた人物なのでしょうか。
西山朋佳さんは、日本将棋連盟に所属する女流棋士で、複数のタイトルを保持する将棋界のトップ選手の一人です。
まずは基本的なプロフィールを見ていきましょう。
- 名前:西山朋佳(にしやま ともか)
- 生年月日:1995年6月27日
- 年齢:31歳(2026年10月現在)
- 出身地:大阪府大阪狭山市
- 所属:日本将棋連盟
- 女流棋士番号:73
- 段位:女流五段
- 師匠:伊藤博文七段
- 保持タイトル:白玲・清麗・女流名人・女流王将
西山さんは、攻撃的で力強い将棋を指すことで知られています。
得意とするのは振り飛車で、豪快な攻めから「豪腕」と評されることもあります。
2026年10月10日には白玲のタイトルを通算5期獲得し、女流タイトル獲得数は通算23期となりました。
女流棋士として輝かしい実績を残してきた一方、一般の棋士になるという目標にも長年挑戦してきた人物です。
西山朋佳の経歴は?奨励会三段から女流棋士へ
西山朋佳さんの経歴を振り返ると、順調に勝ち続けてきただけではないことが分かります。
プロ棋士を目指して厳しい競争に挑み、何度も大きな壁に直面してきました。
小学1年生から将棋を始める
西山さんが将棋に興味を持ったきっかけは、父親と姉が将棋を指している姿を見たことでした。
小学1年生の頃から将棋教室に通い始め、小学2年生ではアマチュア初段になるほどの実力を身につけます。
小学4年生になる頃にはアマチュア三段に到達しました。
当時は道場で将棋を指した後、公園で遊んでいたことが母親に伝わり、道場通いをやめた時期もあったそうです。
幼い頃から将棋の才能を発揮していたことがうかがえます。
14歳で奨励会に入会
2010年3月、14歳だった西山さんは、プロ棋士の養成機関である奨励会に入会しました。
その後も昇級を重ね、2015年12月には三段に昇段します。
奨励会三段リーグは、プロ棋士になるための最終関門です。
原則としてリーグ上位2人が四段に昇段し、正式な棋士になることができます。
西山さんは2019年度後期の三段リーグで14勝4敗という好成績を残しましたが、順位は3位でした。
あと一歩のところで、プロ入りを逃してしまったのです。
2021年に女流棋士へ転向
西山さんは2021年4月、奨励会を退会して女流棋士に転向しました。
ただし、それ以前から女流タイトル戦に出場しており、2018年にはマイナビ女子オープンで初タイトルとなる「女王」を獲得しています。
女流棋士への転向後も活躍を続け、2021年には初代白玲に輝きました。
その後もタイトルを重ね、女流棋界を代表する存在となっています。
2025年の棋士編入試験では惜しくも不合格
西山さんは2024年、一般棋士への編入試験に挑戦しました。
この試験では新人棋士5人と対局し、3勝すれば合格となります。
西山さんは2勝2敗で迎えた2025年1月の最終局に敗れ、2勝3敗で不合格となりました。
奨励会時代に続いて、再びプロ棋士への道が閉ざされる結果となったのです。
それでも将棋への挑戦を続け、2026年に新たな転機を迎えることになりました。
西山朋佳の学歴は?出身高校や大学を調査
西山朋佳さんは、将棋に打ち込みながら高校や大学にも進学しています。
確認できている学歴は次の通りです。
- 出身小学校:学校名は確認できず
- 出身中学校:学校名は確認できず
- 出身高校:大阪学芸高等学校
- 出身大学:慶應義塾大学環境情報学部(中退)
大阪学芸高等学校の特技コースを卒業
西山さんは大阪学芸高等学校の特技コースに進学し、2014年3月に卒業しています。
特技コースは、スポーツや芸術など特定の分野で活動する生徒を支援する教育課程です。
西山さんも将棋の活動に理解のある環境で高校生活を送りました。
高校時代にはすでに奨励会に所属しており、学業と将棋の両立を続けていたことになります。
慶應義塾大学環境情報学部に進学するも中退
高校卒業後は、慶應義塾大学環境情報学部にAO入試で合格しました。
大学進学を選んだ背景には、将棋ソフトなどのAI技術への関心や、東京で生活してみたいという思いがあったそうです。
しかし、大学生活と将棋の両立は簡単ではありませんでした。
2015年から休学し、その後、大学を中退しています。
それでも本人は、大学で学んだことや友人との出会いについて、進学して良かったと振り返っています。
将棋一筋の人生を歩みながらも、大学では異なる世界に触れる経験を積んでいたようです。
西山朋佳の家族構成は?父親・母親・姉について
西山朋佳さんの家族についても気になるところです。
これまでの本人の発言や家族のプロフィールから、父親・母親・姉の存在が確認されています。
父親が将棋を始めるきっかけを作った
西山さんが将棋に興味を持ったのは、父親と姉が将棋を指していたことがきっかけでした。
父親がプロ棋士だったわけではなく、当時は将棋のルールをある程度知っている程度だったそうです。
父親の職業や詳しい経歴については、確認できる情報が限られています。
ただ、家庭で将棋に触れる機会があったことが、西山さんの人生に大きな影響を与えたことは間違いなさそうです。
母親は姉妹それぞれの個性を大切にしていた
母親については、子育てに関する考え方が本人のインタビューで紹介されています。
母親は、姉妹に同じ習い事をさせないという方針を持っていたそうです。
姉妹を比較することなく、それぞれの得意分野を伸ばしてほしいという考えがあったようです。
結果として、姉は囲碁、西山さんは将棋という異なる分野で活躍することになりました。
姉は囲碁棋士の西山静佳
西山朋佳さんには、3歳年上の姉がいます。
姉は囲碁棋士として活動する西山静佳(にしやま しずか)さんです。
- 名前:西山静佳(にしやま しずか)
- 生年月日:1992年7月9日
- 年齢:34歳(2026年10月現在)
- 職業:囲碁棋士
- 所属:関西棋院
- 段位:二段
- 師匠:横田茂昭九段
静佳さんは、漫画『ヒカルの碁』をきっかけに囲碁に興味を持ち、2014年12月にプロ入りしました。
姉が囲碁、妹が将棋と、姉妹そろって盤上の世界で活躍しているのは興味深いですね。
静佳さんは、ストレス解消法として妹と話すことを挙げています。
姉妹の仲の良さもうかがえるエピソードです。
西山朋佳が女性初のプロ棋士になる可能性は?
今回、最も注目されているのが、西山朋佳さんが将棋界初の女性棋士になるのかという点です。
2026年10月10日、西山さんは第6期白玲戦七番勝負の第5局で福間香奈女流四冠に勝利しました。
対戦成績4勝1敗でタイトルを防衛し、白玲の通算獲得数を5期に伸ばしています。
これにより「クイーン白玲」の称号に加え、女性として初めて一般棋士になる資格を手にしました。
白玲5期獲得で新たな棋士資格を取得
日本将棋連盟は2025年、白玲のタイトルを通算5期獲得した女流棋士に、棋士への編入資格を与える新たな制度を導入しました。
これまで一般棋士になるには、主に奨励会を突破するか、棋士編入試験に合格する必要がありました。
しかし新制度によって、女流タイトル戦での実績から棋士になる道が開かれたのです。
西山さんは、この制度によって初めて資格を取得した女性となりました。
なお、女流棋士も将棋を職業とするプロですが、日本将棋連盟では一般の「棋士」とは異なる制度になっています。
今回話題になっているのは、男女共通の公式棋戦で戦う「棋士」が女性として初めて誕生する可能性です。
本人は棋士になるかどうか判断を保留
西山さんは棋士になる資格を取得しましたが、2026年10月10日時点では、その権利を行使するかどうかを決めていません。
白玲戦の終了後、すぐには答えを出せないという考えを示しています。
また、自分だけの問題ではなく家族もいることから、話し合って決めたいという意向も明らかにしました。
棋士になれば対局の環境や活動の幅にも変化が生じます。
長年追い求めてきた目標であっても、簡単には決断できない事情があるのでしょう。
女性初のプロ棋士が誕生するのはいつ?
西山さんが棋士になる権利を行使する場合、資格取得から2週間以内に申請する必要があります。
2026年10月10日に資格を得たため、10月24日までに判断することになります。
申請が受理されれば、2027年4月1日付で四段の棋士としてデビューする予定です。
当初はフリークラスに所属し、順位戦を除く一般棋戦と女流棋戦の両方に参加できることになります。
そのため、今後は本人がどのような決断を下すのかが大きな焦点となります。
奨励会三段リーグでの惜敗や編入試験での不合格を経験してきた西山さん。
長い挑戦の末に手にした新たな選択肢だけに、その決断が将棋界の歴史を動かす可能性があります。
まとめ
今回は、西山朋佳さんの年齢や経歴、学歴、家族構成、女性初のプロ棋士になる可能性について紹介しました。
西山さんは大阪府大阪狭山市出身の31歳で、大阪学芸高校から慶應義塾大学環境情報学部に進学し、その後は将棋に専念しています。
姉の西山静佳さんも囲碁棋士として活動しており、姉妹そろって活躍していることが分かりました。
2026年10月10日には白玲を通算5期獲得し、女性初の棋士資格を取得しています。
実際に棋士になるかどうかは本人の判断に委ねられており、今後の発表が注目されます。
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